隙間時間にQRV
2021年7月25日(日)
今日は、隙間時間に2mのCWでCQを出してみました。
あまり時間がなかったので、15分限定で、と思ってCQを出したところ、二局応答をいただきました。
最近当局も、短い交信への傾倒を強めているので、何分にも簡単に交信を終わらせる方向で交信をしたのですが、呼んでいただいた局は、きちんとプロトコルに従った交信をされました。
FT8の発展にみられるように、昨今の更新は簡素化の方向が強いですが、本来、交信はきちんとしたプロトコルに沿うべきである、ということを改めて教えていただき、確認させてもらいました。
当局も交信相手局のコールサインを省く「BK」はやめて、きちんとコールサインを入れたうえで「KN」でお返しするようにさせてもらいました。
翻って、FT8が今のようになる以前は、DXの遠距離通信はCWがメインでした。
コンディションが悪い中、とにかく相手のコールサインが取れるかどうかがポイントなのですが、その確認手段は、プロトコルとしての「先方局」「当局」「KN」のなかできちんと理解されているかどうかを確認することが交信の核心でした。
それゆえ、必死になって、フェージングの中相手局の電文に聞き入ったことを改めて思い出し、無線の基本を再確認した15分となりました。
時間となったので、交信は打ち切ったのですが、さすが、2mのCWです。First QSOを二局とわずか15分の間に完了できました。
願わくば、多くの無線家がCQを出して、バンドを埋めている状態が、普通に見れればいいなと思います。

暑くなりすぎない、平穏な夏が過ぎていくことを希望したいと思います。
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