本日の運用報告:冷たい雨と無線日和

2025年3月29日(土)

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東京はまるで初夏のような陽気から一転、今日は一日中冷たい雨が降り続きました。本来ならゴルフの予定でしたが、残念ながら中止に。そこで自宅で身の回りの整理をしながら、午前10時過ぎから無線機に向かってみました。

年間1000局を目指して

年間で1000局と交信しようと思うと、週あたり約20局になります。これくらいが無理なく継続できる目標かなと感じます。加えて、いくつか規模の大きなコンテストに参加すれば、年間2000局も夢ではないかもしれません。そこまで行けばアクティビティとしては満点でしょう。

とはいえ、週末に20局と交信するのは、さすがに1時間では難しいです。アマチュア無線の“ゴールデンタイム”は日が高い時間帯、つまりお昼前後がベスト。今日はお昼を挟んで13時頃まで運用してみました。

今週のバンドは21MHz

当局では、特定バンドに偏らず「バンドローテーション」を心がけています。先週は18MHzだったので、今週は一つ上げて21MHzへ。まずはCWで運用を開始しました。

この時間帯、国分寺上空のMUFは10~15MHzの間。つまり、近距離の国内局はスキップしてしまいます。直接波が届く1エリアや6エリア、特に沖縄あたりが期待できそうです。同じような距離でも、なぜか8エリアとはつながりにくいという肌感覚もあります。

最初の応答は6エリアの移動局。信号は非常に弱く、やはり沖縄でなければ国内は厳しい印象でした。CQを続けていると、次に応答してくれたのはなんと中国局(コールサインが「B」で始まります)。弱い信号と意外性に戸惑いながらも、何とかコールサインをコピー。「聞こえている以上ベストを尽くす!」がアマチュア無線の醍醐味です。

その後は韓国から非常に強力な信号が入感。さらに近隣からの応答もあり、約45分間で4局と交信成立。21MHzのCWとしては上々の成果でした。この模様はXにも投稿しました。

SSBは6mへ

続いてSSBでの運用を考えましたが、21MHzは国際的なSSBコンテストの真っ最中。英語での交信に少し尻込みしてしまい、SSBは50MHz(6m)に切り替えました。6mのSSBに出るのはほぼ2年ぶりで、ちょっとドキドキです。

この日は雨の影響かバンドは静かでしたが、CQを続けるうちに2局から応答をいただきました。FT8やCWに比べてSSBは交換できる情報量が段違い。とはいえ、知らない方とお話しするのは少し勇気がいりますね。今後はモードローテーションも意識して、引っ込み思案にならず挑戦していきたいです。

FT8で一気に目標達成へ

昼食後は、残りの14局を21MHzのFT8で狙うことに。FT8の一つの魅力は「数がこなせる」点です。PSKレポーターを見ると、まさに地球規模で電波が飛んでいることがわかります(トップ画像参照)。

実際、国内よりもむしろ海外局との交信が多く、ロシア・中国・韓国・ミクロネシアなどとつながりました。

余談:今日のランチ

お昼はお気に入りのローカルレストラン「蕃茄」へ。つけ麺が絶品のお店です。

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大泉学園駅南口から徒歩2分の立地で、栄枯盛衰の激しい駅前通りにあって長年人気を維持しています。大盛りで1050円、この物価高の中ではむしろお値打ちかもしれません。


今日もお読みいただきありがとうございました。電波の上でまたお会いできましたら、よろしくお願いいたします。73!

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